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Fラン大学は必要です!【体験談】

教育
この記事を書いた人

社会人(24歳)
高校までずっと野球(勉強学年最下位)⇨Fラン大学に入学⇨一念発起し猛勉強⇨
成績優秀者として表彰される⇨東証1部、業界首位の企業に在籍中
みなさんに私の経験を少しでも役に立てていただければと思い、書いています。

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こんにちは、Katsuです。

今回は「Fラン大学の価値」について書いていきたいと思います。

これまで以上に大学についての議論が熱を帯びていますよね。

最近では大物起業家や辛口コメンテーターが大学の存在意義について言及していますね。

まあ、言いたいことはわかるし、それぞれの意見があるので、尊重します。

みなさんの卒業・在学している大学は「Fラン大学」と呼ばれていますか?

それとも国立などの偏差値の高い大学ですか?

いずれにせよこれらの区切りは「偏差値」によって分けられています。

しかし、「偏差値」だけで大学の価値を決めるには早計過ぎます。

※偏差値の高い大学に優秀な学生が集まりやすいので判断しやすいと思いますが、、、

Fラン大学の存在意義についてみていきましょう。



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Fラン大学の存在意義

私は「Fランは存在するべき」であると考えます。

もちろん、さまざまな意見があって当然です。強要するつもりもありません。

対立する気もありませんし、反対意見も尊重します。

私なりの理由を以下に書きましたので、みていただけると幸いです。

①Fラン大学は地域に根ざしているところが多い

私の通っていた大学では、地域に向けた講義を定期的に開催しています。

もちろん参加費は無料です。

・その地域の方言の由来を研究した発表

・その地域の特産品を生かした新素材の研究

などなど様々なテーマを発信しています。大学のある地域の方には興味の引く内容ばかりです。

大学を身近に感じていただけますし、住んでいる町について考えるきっかけにもなります。

何より、自分の街が社会の役に立っていると誇らしく感じますよね。

サークルの強いところでは、小中学生と練習会をします。

コロナ禍においては、マスクや車椅子の寄付活動をしています。

Fラン大学の地域における社会的意義が大きいですよね。

大学というのは勉強ももちろんですが、一種のコミュニティになっていると言えます。


②親元を離れられない学生に助かる

私の同級生にも、片親などの理由で近くのFラン大学に入学している子がいました。

・何かあった時にすぐ帰れない。

・一人暮らしの生活費を出すことができない

といった理由からです。

家庭の事情があって然り、といったところです。

地元の同級生と離れるのが辛い、と思う人も少なからずいると思います。

地元に研究を通じて貢献したいという方もいます。

③勉強が苦手でも学びたい子の受け皿

日本は学歴重視の傾向がまだまだあります。

大卒じゃないと働けない企業さえあります。

学歴によって就ける職種が狭まってしまうのは可哀想ですよね。

また、高校まで部活に一生懸命で、途中で方向転換したものの大学行きたくても行けない。。。

なんて子の芽を摘んでしまうことにもなります。

(自己責任と言われればそれまでですが、、、)

学びは本来誰にでも与えられている平等な権利だと思います。

そう言った子たちの「受け皿」の役割の側面も持っていると思います。

「成績が良くない=学ぶことができない」ではないと思います。

両親ともに高卒ですが、大学に行けたらいきたかったと言っています。

人生の選択肢を高校時代の頭脳だけで決めるのは少し疑問があります。

学びを平等に様々な人へ届けることも大学の意義になっていることも一理あると思います。

④尊敬する教授がFラン大学にいる

これは少数派かもしれません。

大学の教授というのは、その道の先駆者です。それぞれがオリジナルの研究を持っており、私たちの暮らしをより良いものにしてくれます。

私の大学の教授も「あれ教授の発明だったんですか!」と言って驚いたことも覚えています。

そんな教授のいるところで学びたいと思うのは素晴らしいと思います。

明確な動機があって素晴らしいと思います。

そう言った場合は迷わず行くことをお勧めします。きっとうまく行くはずです。

⑤教授と学生の距離が近い

Fランは基本定員割れが多いです。

必然的に教授たちの目に止まりやすくなります。(一長一短がありますが、、、)

進路相談に親身に乗ってくれますし、講義でわからないところを直接聞きに行けます。

大学に入ったけど何したらいいかわからないという方にはぴったりです。

教授というのは教えることが好きです。

話をしているうちに、人生観を広げてくれるような話に繋がることもあります。

卒業研究にも主体的に取り組むことができますよ。

⑥教授の雇用の枠が増える

日本には大学院を卒業するほど頭のいいエリートがたくさんいます。

その方達は教授になり、研究をするべくたくさんの大学に応募をします。

ですがなかなかなることができず、非正規という形で働かざるを得ない状況になっています。

そもそも教授の枠が少ないことが挙げられますよね。

優秀な方にそういったチャンスを与える役割も担っています。


まとめ

この記事はFラン大学をはじめとした、特定の大学への入学を推奨するものではありません。

最終的には自分の行きたい大学へ入学するのが一番です。

行きたい大学は自分が決めることです。

もちろん、私も東大へ行く学力があったら東大へ行っています。

(もちろんそんな学力はなかったのですが、、、、)

ですが、大学生活を終えて、Fランも悪くないなと思っています。

教授の手厚いサポートがあり、誰もが知っている大企業に入社することができました。

今一度、大学のパンフレットを見るなどして、理解を深めましょう。

高校時代の偏差値という一つの基準で大学を決めるのは少しリスクがあると思います。

ですが、勉強を頑張ることも大事なので難しいところですよね。

偏差値の高い大学に行くことが全てじゃないということも一つ知っておいてくれたら嬉しいです。

しかし、Fランに行きたいからと言って勉強をサボることはいけません。

勉強を頑張って、なおかつ自分の第一志望の大学に行けることを願っています。

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