こんにちは、Katsuです。
私は大学時代、先生になるために必要な教員免許を取得するために「教職課程」というものを受講していました。
なぜこのタイミングかというと、数年前ちょうど教育実習を終えた日だったからです。ふと思い出しました。
教育に関する授業や、教育実習など充実した日々を送ることができました。
今回は教職科目の総まとめである「教育実習」について書いていこうと思います。
教職課程については過去の記事でも少し触れていますので、参考にしてみてください。
※大学や実習先の学校によって環境がかなり変化がありますので、参考までによろしくお願いします。
教育実習って?
まずは教育実習ってなんなのかを説明していきますね。
ざっくりいうと「先生になりたい大学生が実際に学校で実習を行う」ことです。
実習の期間は中学校で3週間、高校で2週間の間、実際の先生と同じスケジュールをこなします。
授業もしますし、学校行事の準備や職員会議にも参加します。
みなさんの生徒時代に大学生が授業をしにきたと思いますが、その人たちが教育実習生です。
教育実習は必修になっていますので、教員免許が欲しければ必ず受講しなければなりません。
経験に勝るものはないですよね。
学校現場に一人で乗り込むので(学校によっては複数名)、みっちり鍛えられますよ(笑)
教育実習に行った感想
結論「辛かったが、それ以上に成長できた」ですかね。
一つずつ説明していこうと思います。
①朝が早い
まずはこれですよね。
昨日まで大学生だった実習生が朝6時起きの生活に変わります。
日中眠たくてしょうがありません。(慣れろって話ですが。。。)
生徒たちに眠そうなのを悟られるわけにはいきません。
眠くなったら生徒に話しかけたり、ストレッチをしましょう。
私の学校では自販機がなかったので、コーヒーも飲めずめちゃくちゃ眠かったです。
これから実習に行く際は、一ヶ月前から早起きに慣れておくといいかもしれません。
②スケジュールがいっぱい
限られた実習の期間ですので、いろんな経験を積ませようと、先生たちも好意で予定を入れてくれます。
しかしこれが落とし穴になってるんですよね。
喜んで受けていると、一日じゃ終わらない量の作業が渡されます。
それに加え、授業の準備や、提出物の確認、実習ノートの記述が待っています。
生徒たちと触れ合うことも忘れてはいけません。
生徒たちにとって、実習生は一番近い存在です。期待を裏切るようなことをしてはいけません。
「しかし帰りたいんだ!」という葛藤に遭遇することになります。
③生徒たちから元気をもらえる
これはやってて良かったことです。
生徒たちの成長を見て、すごい元気をもらえるんですよね。
日々成長しようとしてる姿勢、を肌で感じることができます。
生徒らは、毎日精一杯生きています。
学校に来るのが楽しみと言って、元気に登校してきます。
学校行事では、互いに協力し、作業を進めていきます。
もちろん、生徒同士で喧嘩や言い争いがあり、上手くいかない時もありました。
しかし、成長という観点からすると、必要なことなんですよね。
教師というのはこういった景色を日々見ることができ、生徒と一緒に参加することができます。
大変やりがいがある仕事だと思いましたね。
④先生の凄さ
こちらは先程の内容と少し矛盾するかもしれません。
先生たちの業務を実際に経験します。
「これだけの業務量を日々先生たちはこなしているのか」という感想になります。
授業だけじゃないんですね。(そりゃそうか)
私の体が何個あっても足りないっていう量もすらすらとこなしていきます。
加えて生徒指導もするし、部活動の指導や大会の引率もします。
思った以上に先生の凄さを知ることになります。
私たちが下校した後でも実は残って仕事をしていたんですね。
先生って偉大ですね。
⑤授業の難しさ
みなさんの学生時代の授業はどうでしたか?
面白かった。つまらなかった。さまざま出てくると思います。
印象に残っている授業の一つや二つは出てくるかもしれません。
両親に「授業はどうだ?」なんて聞かれたことも多いと思います。
世の中の授業に対する関心は、かなり高いものとなっています。
授業というのは先生の腕がモロに出ます。
それゆえにクオリティの高い内容にするべきだと感じます。
私の実習先の学校では、「めちゃくちゃレベルが高かった」ですね。
生徒の発言を予想し、クラスごとに言葉を変えながら進めていきます。
授業は、生徒との対話にイメージが行きがちですが、入念な準備も忘れてはいけません。
社会科では、今朝の新聞で見た関連のある記事を面白く説明していました。
理科では、実際に使われている原理を簡単にしたキットを先生が自作し、披露していました。
私もすごく勉強になりましたし、何より生徒と一緒に食い入るように見てましたね。(笑)
知識を教えるのももちろんですが、教える人自信が教科に楽しさを見つけなければ真の授業は成立しないということがわかりました。
まとめ
私が挙げたのはほんのわずかな例です。
実習する人によって全く違うイメージになります。
繰り返しになりますが、私は「行って良かった」と思います。
実習を終えた時、レベルアップした時の音が聞こえてきました(笑)
人生初めての体験でした。
辛いことがあるかもしれません。
しかし一ヶ月も続きません。
毎日忙しかったですが、生徒との触れ合いや、先生のフォローがあったから乗り切れたかもしれません。
実習後、生徒と街で会ったときに、積極的に挨拶してくれました。
実習に行って良かったと思いましたね。
生徒や先生たちの今後の人生がより良いものになるように現在も応援しています。
また、これから実習にいかれる方が充実したものになるよう応援しています。
泣いても笑っても、人生のわずかな期間です。
体当たりで取り組んで、充実した実習生活にしちゃいましょう。
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