こんにちは、Katsuです。
今回は「大企業に入社して後悔したこと」について書いていきます。
過去の記事も参考に読んでみてください。

大企業はいいというけれど、実際どうなの?

大企業とベンチャーを比較してみたい
といった方向けになっているかと思います。
前回は大企業のいいところを紹介しました。
しかし、大企業といえどもいいところばかりではありません。(人によりますが、、、)
メリットがあれば、当然デメリットもあります。
今回私が実際に働いてみて感じたことについて書いて行こうと思います。
大企業のデメリット
大企業のデメリットをいくつか考えましたので、紹介します。
- 決定・実行までが長い
- スキルが身に付かない
- 給料がそこまで高くない
- 転勤が多い
「え?それだけ?」と思う方や、「結構大変だね」と思う方もいるかもしれません。
価値観は人によって違いますので、違う意見が出てくるのは当たり前です。
私があげた4つ以外にももしかしたら、出てくるかもしれません。(あくまで参考までに)
では、一つずつ見ていきましょう。
①決定・実行までが長い
これはある意味仕方のないことかもしれませんね。
安定的な側面も持ち合わせているため、どっちがいいかはその人次第です。
従業員の多い大企業では、一つの決断に多くの人が関わっています。
もし失敗して業績が下がることがあれば、大きな損失になります。
また、取引先を始め、社会に与える影響も大きいです。
それゆえ慎重にならざるを得ません。
よほどのことでない限り、若い社員の声が届くことはまず無いです。
明確なビジョンを持ち、会社を通じて社会を変えたい方には向いてないと思います。
②スキルが身に付かない
私の上司は平均年齢40歳以上です。
みんなが口を揃えていいます。
「転職しようにも自分のスキルがないから会社にしがみつくしかない」
驚いたでしょうか?
「大企業なんだから難しいことをやっているんでしょ?」
これは企業にもよりますが、違います。
大企業というのは、基本的にマネジメントを中心に行っています。
下請けや協力会社があってこその大企業なんですよね。
そのマネジメントスキルもマニュアル化されており、誰がやっても同じようにできるようになっています。
仕事に関して「工夫して取り組む」といった経験がないのです。
その会社が天職で定年まで勤め上げる!というのなら結構です。
しかし、40年という間にはいろんな変数がついて回ります。
転職前提でないにせよ、仕事を通じ、何らかのスキルを身につけておく必要があります。
③給料がそこまで高くない
「いやいや、ネットで調べれば私よりいい給料もらってるよ」
そんな声が聞こえてきます。
確かに世間一般よりは貰えて、福利厚生も充実しています。貯金があるように見えるでしょうか?
それは一人暮らしの話です。
私の上司は子供が二人いるだけで、生活がカツカツだと言っています。
給料が必要な時は、進んで残業をし、生活費に充てています。
なぜこんなことが起こるのか?
・「大企業は都内勤務が多く、物価が高い」
・「残業ありきの給料ベースなので、残業しないと低い」
だと考えます。
「給料が高い」ではなく、「生活費が高いから、給料も高く見える」、が正解です。
大企業の社員といえど、贅沢はできません。
実質賃金などは田舎の企業と変わらないのでは?と思います。
企業選びをする際、年収だけをあてにするのは良くありません。
④転勤が多い
会社にもよりますが、全国展開している企業だと転勤があります。
手当がつきますが、それ以上にライフプランを立てることが難しいですよね。
自分の好きな地域であればいいのですが、地方の田舎町だと娯楽もないですし、辛いかもしれません。
家やマンションの購入や、子供がいる場合転校も考えなければなりません。
数年したら地元に帰ってこれる、なんて保証もありません。
上司も家を買った次の年に転勤、なんてよくある話です。
住まない家にローンを払う、なんてことはいやですよね。
転勤にもその地域の特色を楽しめるなどいろいろメリットもありそうなものですが、安定志向の人には辛いと思います。
何がいいかは自分次第
いかがだったでしょうか?
大企業のデメリットをざっと挙げました。
デメリットの中には、メリットよりも譲れない要素があったのではないでしょうか。
現在大企業も倒産したり業績悪化したりと、安泰ではなくなりました。
しかし、まだまだ安定しているのも事実です。
結局何がいいかは自分次第だと思います。
「給料安くても決定権が持てるベンチャーがいい」
「生活に安定が欲しいから大企業一択」
どちらも正しいと言えます。
やりがい重視でも、プライベート優先でも、その人の優先順位は多岐にわたります。
後悔しない人生を送ることができれば、企業の大きさなんてのは関係ありません。
私自身、大企業に入ってよかったと思います。
ですが、ベンチャーが羨ましいと思う時もあります。
自分のやりたいことを明確にし、就活の際にぜひ参考にしてみてくださいね。
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