こんにちは、Katsuです。
今回は「田舎で暮らす際にかかる金額」について書いていこうと思います。
みなさん田舎暮らしといえばどんなイメージを持っていますか?
食べ物や空気が美味しいと思う方がいるかもしれません。
中には物価が安いイメージを抱いている方もいるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか。
私自身、高校まで小さな田舎町で過ごしてきました。雪が降る地域でしたので、そのことにも触れていければと思います。
大学進学を機に、都会と田舎でかかるお金を実感しました。
今回は、私の体験をもとに書いていきたいと思います。
田舎暮らしについていくつか記事を書いていますので、そちらも参考にしてみてください。
※あくまで私の経験上の話ですので、いかに述べた以上の金額がかかるかもしれません。
田舎で暮らす際にかかる金額
田舎は都会と比べ、確かに物価など普段生活していく際にかかる費用は安いです。
しかし、生活費や地域によってかかる費用など、ランニングコストが意外に多くなってきます。
それでは見ていきましょう。
①自動車代

まずはこれです。
予想できた方もいたのではないでしょうか。
田舎での自動車所有率は圧倒的に高いです。
田舎では自動車が必須になります。というか、車がないと生活できないと言っても過言ではありません。
自動車がないと、1時間に一本しかないバスや電車を待つ羽目になります。
家族ができた場合などライフプランによって車を買い換える必要も出てきます。
しかも、車検代も大きな出費です。
あっという間に次の車検がきて、費用が捻出できない。。と言ったこともよくある話です。
いきなり数百万円の費用がかかります。かなり痛いですよね。
②ガソリン代

続いては「ガソリン代」です。
当たり前ですが、自動車はガソリンが必要です。
都会で電車通勤している方は、ガソリン代とは無縁の生活をしていたので、羨ましかったです。
また、ガソリン代は日によって価格が上下するので、不安要素が一つ増えることになります(安ければいいですが、、、)
電車は定期代として支給されると思いますが、ガソリン代は支給されない会社が多くあります。
③暖房費

これは寒い地方によった話かもしれません。
寒い地方では、気温が0℃を下回る日が珍しくありません。尋常じゃなく寒いです。
そこで、暖房費が出てくるわけです。
エアコンの家庭であれば電気代ですね。
都会の暖かいところでは、ストーブをすぐ点ければあっという間に室内は希望の温度になると思います。
しかし、田舎では希望の室温にするまでかなりの時間を要します。
私の実家では冬場の暖房費が、夏場の倍になっていました。
灯油を使用している家庭ではさらに灯油代もかかってしまいます。
冬、恐るべしですね、、、
④害虫・害獣対策費用
田舎は虫と獣がたくさんいます。(もちろん住む場所によりますが)
私の実家では蛇と猿が来るため、簡易的な柵などを購入していました。
地方移住して、農業をやりたいと思っている方は、これ以上に本格的な対策を取る必要があります。
害虫ですが、殺虫剤を1シーズン10本以上は使います。
スズメバチやゴキ○リやハエなど、種類に応じた殺虫剤もそれぞれ購入しておく必要があります。
蚊取り線香も毎日炊きます。川や池の近くに家がある人は特に気をつけましょう。
一つ一つの金額は大したことがないですが、揃えるとなると、少ない金額ではありません。
⑤町内会費
田舎は近隣住民との距離が都会より近いです。
近隣住民との交流が好きな方であれば問題ありませんが、意外なことに、これらにはお金が必要になってきます。
「地区での交流会をやるからお金をくれ」っていう感じですね。
もちろん参加の有無に関わらず支払います。
私の地区では月1000円ほど支払いますが、長年住み続けるとなると馬鹿にできませんよね、、、
まとめ
いかがだったでしょうか?
自動車のような高価なものから、小さな金額までさまざまな費用がかかりますよね。
田舎は物価も生活コストも安いから引っ越しを考えている方にとっては意外だったのではないでしょうか。
確かに土地や品物は安いですが、それ以上にかかるコストも知っていただけたでしょうか。
繰り返しになりますが、以上にあげた他に地域によってかかってくる費用もあります。
実際にその地域に足を運んで住んだときのイメージをすることが大切です。
ネガティブなイメージを書いてきましたが、もちろん「田舎は都会より劣っている」というわけではありません。
田舎には都会には無い良さがあります。
私自身、田舎で暮らしてみてよかったと感じています。
価値観は人それぞれです。
都会と田舎を自分なりに比較して、納得のいく選択をしていきましょう。
この記事が引越しの際に少しでも役に立てれば幸いです。
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